招魂場霊標

御祭神 三九一柱

「高杉は云へり、我等同志の者は何時戦歿するや計り難し、皆互に予め生墳を築くこそ妙策なれと、既に必死を期したる共同墓地たりしに因り、此の地の創意者たり。此隊の総督たりし高杉の神霊は必ず祀らざるべからずと、その遺愛物を埋めて分霊となし、永く彼等とともに招魂の場と定めたり。」
戦死した同志の霊を慰め、また死を覚悟して生墳を設けることを提唱した高杉晋作。

(村田峯次郎著『高杉晋作』より)


御祭神 三九一柱
・吉田松陰:一柱
・高杉晋作、久坂義助、入江九一、
 吉田稔麿、河上弥一、
 白石正一郎、白石廉作、
 山県有朋 等、
 長州藩奇兵隊士:二五六柱
・泉十郎、熊野直助 等、
 浦藩報国隊士:九六柱
・膺徴隊、八幡隊、遊撃隊、
 整武隊、
 清末藩育英隊等諸隊士: 三八柱